1971-05-21 第65回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会海洋開発に関する小委員会 第1号
それと同時に動物蛋白質が非常に不足をするであろうということは当然予想されます。
それと同時に動物蛋白質が非常に不足をするであろうということは当然予想されます。
これは、日本だけでなくて、どこの国でも同じでございまして、動物蛋白とかあるいは脂肪等にカロリー源を求めるという食生活の傾向でございます。その減っていく穀類の中で、結局、小麦か米か、パンか飯かということになる、そういうものだろうと思います。
○政府委員(亀長友義君) まず第一点でございますけれども、人間のいろいろ栄養摂取をいたしますその際に、穀類にカロリー源をどの程度依存をするか、それ以外の動物蛋白、植物蛋白、油脂というようなものにどの程度カロリー源を依存するかということは、実際問題としてこれは所得と密接な関係がある、世界的にもそういうふうに言われております。
ただ、私どもが食生活の高度化と申しておりますのは、別に米がパンにかわったとか、あるいはパンの中で食パンが多いとか菓子パンが多いということを言っておるのではなくて、澱粉質以外の動物蛋白等の摂取量が非常にふえた、それに伴って、また、果実、蔬菜等の摂取もふえる、そういうことを高度化というふうに言っておるのだと思います。
と申しますのは、卵だけ食って生活できるわけじゃないので、動物蛋白でもいろいろなものを組み合わせ、さらに植物油脂、生鮮野菜、さらにでん粉食糧である米麦というような人間の食生活との組み合わせ、これは所得の伸びとも関連いたしますから、そういうものを需要の動向を勘案しながらつくってまいりたいと思いますが、しかしそれはナショナルベース、国全体としての消費量がどのくらいになるかという判定の目安になるだけであります
脱脂大豆と小麦粉を原料とするものにつきましては、現在の技術水準の技術の発展のテンポから考えますと、かなり近い将来に、食肉としての栄養という点で動物蛋白食品と競争できるものができる十分の可能性があるというふうに思っております。
したがって私は、動物蛋白資源というものを、水産を含めまして、できるだけ供給を、需給と申しますか、みずから国民の力によって供給するということは、これはうんと力を入れなければならぬ。ですから局の削減というような問題は、内容いかんによるのでありまして、形は変わりましても、私はそれ自体が直ちにどうということではないと思います。
当然食糧問題が重要視されるわけですけれども、食糧に必要な蛋白質、動物蛋白質の供給ということも大きな問題ではないかと思うのです。こういうことについて、事務当局は将来一体どういうふうに動物蛋白質の資源を開発するといいますか、供給に対してどういうふうにやっていくべきか、ひとつ局長のお考えをお聞きしたい。
しかし、私どもいま申しましたように、国民の動物蛋白のこともさることながら、漁業として雄飛してまいりました地位を確保するためには、まあ遠洋はいまのところ御存じのような状態でありますが、これとても、やはり非常に私は将来明るい見通しであるとは申しかねるのではないかと思います。国際的に雄飛はいたしておりますが、そう明るいものではありません。
それから廃鶏の肉飼料の問題でございますが、まあ鶏を主にしまして、豚も一部、必須アミノ酸の給源としての動物蛋白質を必要とするということでございまして、魚粉、魚かす、ミール等の確保は、当面はともかくとして、将来相当問題であるということでございますので、そういう動物蛋白質飼料給源を開発するということは考えてまいりたいと思っております。また、合成物質による代替ということも研究をしたい。
御指摘のとおりでございまして、われわれといたしましても、給与の副食の栄養量につきまして、蛋白あるいは脂肪、カルシウム、各種ビタミン等というものの必要基準量を計算いたしまして、それぞれ献立表の作成、特に栄養士等を各施設に配置し、あるいはまた非常勤で嘱託いたしまして、その献立の作成等に意を用いまして、大体必要な蛋白、脂肪、あるいはまたカルシウム、ビタミンの摂取という点についてつとめておりまして、ただ動物蛋白
それからもう一つは、ビタミンが欠乏いたしておりますから、多量の動物蛋白を一気に飲むという慣習になっておらぬと思いますから、ビタミンB、C等を何らかの方法でこれに入れるというようなことも考えられると思っております。
わが国の漁業は、その漁獲高において世界最大であり、動物蛋白質食糧の重要な補給源として、国民経済上重要な役割を果たして参りましたが、その生産の態様は多様であり、大きく分けますと、大規模漁業、中小漁業及び零細な沿岸漁業の三つの類型になると考えられるのであります。
わが国の漁業は、その漁獲高において世界最大であり、動物蛋白質食糧の重要な補給源として、国民経済上重要な役割を果たして参りましたが、その生産の態様は多様であり、大きく分けますと、大規模漁業、中小漁業及び零細な沿岸漁業の三つの類型になると考えられるのであります。
わが国の漁業は、その漁獲高において世界最大であり、動物蛋白質食糧の重要な補給源として、国民経済上重要な役割を果たして参りましたが、その生産の態様は多様であり、大きく分けますと、大規模漁業、中小漁業及び零細な沿岸漁業の三つの類型になると考えられるのであります。
わが国の漁業は、その漁獲高において世界最大であり、動物蛋白質食糧の重要な補給源として、国民経済上重要な役割を果たして参りましたが、その生産の態様は多様であり、大きく分けますと、大規模漁業、中小漁業及び零細な沿岸漁業の三つの類型になると考えられるのであります。
それから日本人の栄養所要量の決定、それから日本人の食糧構成の大体の見通し、ただいま申しましたようなカロリーだとか蛋白質だとか、あるいはその中に動物蛋白質が幾ら、ビタミンがどうとかというようなことをやっております。それから農民栄養の実態というようなことも調査いたしました。
実はこれまで私も在野時代からいろいろ見て参ったのでございますけれども、最近のわが国の畜産製品、動物蛋白に関する需給の関係は、いつでも農林省の予定が私は合ったことがないと思います。これはいつでも間違っておる。幸いにして少なく間違いましたから、いつでも足りない足りないというところできたと思います。ただし一部豚等については、季節的に例外が見られます。
これはそこまで参りますと話がまた別になりますが、私は、需要の増大は、国民所得の増加が需要の増大を呼ぶのであって、国民所得の増加と見合って動物蛋白の需要は増していくべきものだろうと考えております。でございますから、そこまでは考えておりません。
それはどういうことかと申しますと、御承知の通り、たとえば豚を初めとして、動物蛋白の国民の需要量の推算にいたしましても、この経済事情の変遷に即して係数を入れることは困難でございます。過去の趨勢から見て、統計がいいの、統計が悪いの、そんなものではだめとおっしゃいますけれども、私も統計がいいの悪いのとかいうことを越えて、将来の見通しを立てることは非常にむずかしい。
そういう点から申しまして、これによって国家に納付せられる益金を畜産振興に充てて、そこに有無相通ずる点を見出して参るというような点において、かたがた現食生活において、急激に動物蛋白を要望いたしておるわが国におきまして、畜産振興に大いに力を入れなければならぬ。その財源としてこの道を選ぶということについても、私は相当の価値あるものと考えるのであります。
こういうものを一体どういうふうに計算するかということになりますと、私は、おそらく農林省、政府当局が予定した動物蛋白の需要量というものは毎年当たったことがないというのが最近の事例じゃないかと思います。いつでも消費は需要を上回っておるという事実をわれわれは見せつけられております。
従って構造改善いたします場合につきましても、今は一応日本の動物蛋白をどの程度の需要量で押えて、そして畜産の集団化いたします場合に、その集団化もしくは家畜を中心にする農業を全国で百何カ村にするとか、果樹園芸それぞれについて、ミカンならばどの程度のところを指定するとか——指定でなしに合議して、そうして形成して参るようにしていくというようなことを考えておりますけれども、これは順次変わって参るだろうということでございまして